[英検準2級] 英作文問題を攻略する！

皆さん、こんにちは。
英検合格保証コースを提供するオンライン英語塾、英検スクール事務局です。

英検では①リーディング②リスニング③ライティング（英作文）そして④スピーキング（面接）の4科目が総合的に評価されて合格判定が出ますので、英語の4技能をバランス良く向上させる事が重要です。

今回は英検準2級におけるライティング問題（＝英作文）において攻略方法と学習方法について解説します。

英検準2級のライティング問題の特徴

試験様式としては、質問に対する自分の意見と、そう思う理由を2つ、50〜60語の英語で述べるというスタイルです。
穴埋め形式の問題などとは異なり、一から自分で意見を考えなくてはいけないので、英語力の他に「物事を論理的に考える力」も必要です。従って普段から様々な物事をロジカルに考える練習をしておきましょう。

問題の傾向としては「家庭や学校、日常生活での話題」が多く、以下のような質問タイプがあります。

• Do you think it is good for people to do ~ ?「人々が〜するのは良い事だと思いますか？」
• Do you think people should do ~ ?「人々は〜すべきだと思うか？」
• Do you think it is better for people to do [A] or do[B]?「人々はAとBどちらをした方が良いと思うか？」

採点される観点

英検二級のライティングで採点される基準には以下の4つがあります。

書き方手順

①質問に対する自分の方針を決める

初めに、賛成か反対かなどの自分の意見を決定します。自分が本当に持っている意見を書いても良いですが、ここでは「英文を書きやすい方向性」を優先して意見を構築するのも良いでしょう。

②自分の意見を述べる

基本的に「Do you think~?」と聞かれるので「Yes/No」で答えるのが会話ではシンプルですが、これは英作文なので、それに適した別の表現方法があります。

I agree. / I disagree.「賛成です」/「反対です」
I think[don't think] ~.「私は~だと思います。」

③理由とそれをサポートする説明を書く

自分がそう思う理由を、イメージを膨らませて「〜という事があるから」「例えば〜だから」というように2つ書きましょう。
この時によくあるミスが、無意識のうちに自分の意見と沿わない、反対側の理由を書いてしまうという事ですので、意見が一貫するように気をつけましょう。

Here are two reasons why I think so.「そう考える2つの理由は以下の通りです。」
First of all / First,「まず第一に」
Second,「第二に」
One reason is that~. 「ひとつ目の理由は〜です。」
The other reason is that~.「もうひとつの理由は〜です。」

④結論を述べる

最後は「従って、私は〜だと思う」というように結論を書いて締めくくります。
基本的に自分が手順②で書いた意見を繰り返せば良いのですが、可能であれば類義語を使って言い換えて、なるべく最初に使った同じ表現や同じ単語を繰り返さないようにしましょう。
なお、「意見」「理由2つ+説明」で既に語数が足りていれば、結論は省略してOKです。

⑤文法ミスやスペルミスが無いか見直し

最後に、ここまで書いた英作文全体を注意深く読み直して、自分で認識できる範囲で文法ミスやスペルミスなどが無いかどうか確認しましょう。
目安として英作文開始後の3分間を構想を考える時間に、そして最後の5分間は見直し時間に、それ以外の時間で文章を作成するような時間管理がおすすめです。

学習方法

ここまで英検準2級の英作文問題の傾向と手順を理解したところで、最後に学習方法についてお話しします。
まず基本として、自分の意見を表現するための英単語、文章を構成するルールである英文法の知識は確実に押さえておく必要があります。
そこがまだ弱いと感じている方は、そこを学習するところから始めましょう。
難解な単語や文法を駆使する必要性は無く、単語に関しては高校2年までで習う範囲+英検準2級頻出の単語を、文法に関しては中学校までに習う知識を「運用」出来るようにして下さい。

そしてこの記事でも紹介しているパターン英語（I agree. / Here are two reasons why I think so.など）も使えるようにします。
これらはどんな問題が来ても基本的に使いまわせる表現なので、練習を繰り返していくうちに身についてくるでしょう。
英作文は書けば書くほどに上達しますが、そこで重要なのは「講師のチェック&フィードバック」です。
これらが無ければ、自分の書いた英作文がどの水準なのか自己判断がほとんど不可能であり、何が間違っていて改善点すべきなのか気がつくことができません。

従って英検スクールでは入会後からテスト受験まで定期的に英作文課題を取り入れた合格保証カリキュラムを提供しており、提出して頂いた英作文を講師が添削してお返ししています。
英作文のスコアを効率的に上げて、目標の英検準2級を短期間で取得したい方は是非！英検スクールで最短での目標達成を目指しましょう。