皆さん、こんにちは。
英検合格保証コースを提供するオンライン英語塾、英検スクール事務局です。
この記事では英検2級の一次試験(筆記)における
- 短文の語句空所補充問題
- 長文の語句空所補充問題
- 長文の内容一致選択問題
について、特徴と対策を徹底解剖していきます。
英検2級を受験予定の方は、是非目を通して下さい!
Contents
短文の語句空所補充
一番最初に取り掛かる事になるこの問題は、提示される英文の空所に適切な語句を選択肢の中から回答する形式です。
問題文は、通常のセンテンスの他に会話形式の場合もあります。
特徴
- 単語問題が10問、熟語問題が7問、文法問題が3問の割合が多い
- 単語問題は名詞x4問、動詞x4問、形容詞/副詞x2問という構成が多い
- 熟語問題は、「慣用句」や「句動詞」、「形容詞+前置詞」などが出題
- 文法問題は、「時制」「受動態」「不定詞/動名詞」「関係詞」「仮定法」「比較」など幅広い範囲から出題
対策
このセクションはいわゆる「知っているか/知らないか問題」が多く、そもそも出題される問題の知識が無ければ太刀打ち出来ません。
従って、まずは英検2級に必要な語彙力を徹底的に準備していきましょう。
特に、動詞+前置詞(又は副詞)で形成される「句動詞」を重点的にマスターしましょう。
例)get in ~ / take up ~
文法問題では、「時制、受動態、分詞構文」などが多く出題される傾向にありますが、それに限らず幅広い範囲から出題されますので、当校のカリキュラムに含まれるオンライン映像授業や確認テストなどを通して徹底マスターして下さい。
ポイント試験時間は限られているので、このセクションの問題を解く時に一問30秒以内を目安に練習しましょう。
長文の語句空所補充
英語長文に空欄が複数あり、その部分に文脈的に合う適切な選択肢を選ぶ問題です。
[A]と[B]二つの長文があり、基本的に3段落から成る説明文の場合が多く、単語数は約270語程度です。
特徴
- 社会や文化、科学までテーマは幅広く、最近の話題を扱ったものが多い
- 各段落に空欄が一箇所ある。(3段落の長文x2=このセクションは合計6問)
- 各長文のうち一問は「副詞や接続詞」を選択する問題
- 内容理解力が問われる
対策
このセクションでは、問題自体で単語力や文法を問われるものは基本的にありませんが、可能な限り早いスピードで長文を読んで内容を把握することが不可欠なので、語彙力と基本的な文法力は非常に大切です。
中でも特に、長文でよく使われる「接続詞」はしっかり押さえておきましょう。これらは例えば英作文セクションや面接でも必ず役に立ちます。
例)therefore「従って」/however「しかしながら」/in addition「加えて」
長文を読んでいく時に、目にしている短文の意味理解のみに気を取られるのでなく、文章全体の流れを把握することが重要です。
例えば、空欄箇所の前後で、内容がどう変化しているのか(同様の事を言っているのか、逆説的なことを言っているのかなど)を理解すると、問題に取り組みやすくなります。
「主張A→例、理由の提示」というような流れも多く見受けられますので、多読を通して慣れていきましょう。
全ての文を初めから細かく読み込むと、英語力がよほど高くない限り時間がなくなってしまうので、下記のようなステップで取り組むのが効率的です。
- まず問題箇所を確認
- 長文を速読(流れを理解)
- 問題箇所をじっくり読んで考える
ポイント速読する箇所と精読する箇所をうまく判断する。
長文の内容一致
3つの長文を読み、内容に関する問題に答えるセクションです。
3つの長文は下記のような構成になっています。
- Eメール・・・230語程度/3問
- 説明文・・・350語程度/4,5問
- 説明文・・・350語程度/4,5問
特徴
- Eメール長文はビジネスメールや学内のお知らせなどフォーマルな内容
- 説明文の内容は、文化・社会・歴史・医療・環境など多岐に渡る
- Eメール長文は、文書から必要情報を読み取れるかがポイント
- 3つの長文共に、各段落につき1問の設問
対策
まずEメール長文に関しては、文書のスタイルに慣れていくことがポイントです。
冒頭の部分では「送信者」「宛先」「件名」などが記載されており、ここを読んで要件を掴んでから本文へ進みましょう。
説明文の長文に関しては、前セクションのものと比べても語数も多く、文法や単語も難易度の高いものが多くなります。しかし、語彙を問われる問題では無く、内容理解を問われる問題です。従って、限られた時間内でどれだけ正確に読めるかが重要です。
また、どの長文においても、本文と選択肢で類義語た別表現を使って、同じ内容を言い換えているケースも多いので、日頃から類義語も含めて学習していく事が必要でしょう。
例)food → meal / trend → movement
ポイント1つの段落を読んだら、それに関する設問に取り組むという流れがおすすめ。目安時間はEメール8分、説明文x2で各13分程度。
英検スクールで対策しよう!
今回は英検2級の一次試験(筆記)の短文穴埋め問題と長文問題の傾向と対策について解説しました。
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