皆さん、こんにちは。
英検合格保証コースを提供するオンライン英語塾、英検スクール事務局です。
今回は英検2級の二次試験の最初に行う、「パッセージ音読のコツ」をご紹介致します。
英検は従来型ですと一次試験(リーディング・英作文・リスニング)と二次試験(スピーキング)に分かれており、一次試験で78%ほどのスコアを取れれば二次試験に進む事が出来ます。
一方、SCBT型(コンピュータ形式)での受験ですと、一次試験/二次試験の概念は無く、1日で4技能全て審査される事になります。
Contents
英検2級のパッセージ音読とは?
英検3級、準2級、2級で共通事項なのですが、二次面接試験では手渡される問題カードを使用して行われる「問題カードセクション」と問題カードを使わない「口頭での質疑応答セクション」の2つで構成されています。
「問題カードセクション」の一番最初、すなわち試験の最初に、問題カードに記載されている英文パッセージを音読するというタスクがあります。これがいわゆるパッセージ音読です。
パッセージは60単語ほどの長さで作られています。
パッセージ音読の流れ
問題カードを受け取ったら試験官から以下のような指示があります。
この20秒間を使い、パッセージを黙読しましょう。
とは言っても20秒間で全てに目を通すことは難しい場合もありますので、優先的にはタイトルを見てどんなジャンルの話なのか把握する事と、自分が知らない単語がないかザッと目を走らせると良いでしょう。
黙読が終わると試験官から以下のような指示があります。
この指示を合図に音読を開始しましょう。
時間制限は特にないので、自分のペースでゆっくり読んで結構です。
英検2級のパッセージ音読のコツ
それでは、英検2級のパッセージ音読において必ず覚えておきたいコツを4つご紹介します。
タイトルから読む
いきなり本文から読み始めてしまうと減点です!
どの級の試験でも共通ですが、必ずパッセージタイトルから読み始めるようにして下さい。
複数形の「S」に注意して読む
パッセージ中には、複数形の動詞の「s」や三単現の動詞の「s」などが必ず頻繁に出てきます。
この「s」を読み飛ばしてしまうとこれも減点ですので、注意しましょう!
発音が分からない単語は予測して読む、飛ばさない
パッセージ中に、あなたの知らない単語が出てこないとは断言できません。
もしそんな単語に遭遇したら、自分の思うままでOKですので、読み方、発音の仕方を予測して読むようにしましょう。
それが例え間違っていたとしても気にしない!
最もやってはいけないのは、分からない単語を飛ばして誤魔化して読んでしまう事です!
日本語を漏らさない
どの級の試験でもありがちなのですが、試験中に「なんだっけ?」「ええと。。。」など日本語を漏らしてしまわないように気をつけて下さい。
もし日本語を話してしまうと大きく減点です。
英検スクールで英検2級を目指そう!
今回は英検2の面接試験における前半部分「パッセージ音読」に注目して解説致しました。
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