[英検準2級] 一次試験、筆記セクションの傾向と対策

皆さん、こんにちは。
英検合格保証コースを提供するオンライン英語塾、英検スクール事務局です。

この記事では英検準2級を目標としている方に向けて「英検準2級一次試験の筆記問題」の問題傾向とその対策についてわかりやすく徹底解析していきます!

この記事で解説する問題セクション
  1. 短文の空欄補順問題
  2. 会話文の穴埋め問題
  3. 長文の語句補充問題
  4. 長文読解問題

Contents

短文の空欄補順問題


全部で20問の短文の空欄に当てはまる適切な語句を選択肢から選ぶ問題形式です。
問題文は短文の他に、会話文の場合もあります。

問題数:20問
時間配分目安:12分

特徴

  • 単語問題10問、熟語問題7問、文法問題3問という割合が多い
  • 単語問題は、名詞問題と動詞問題が4問ずつ、形容詞・副詞問題が合計2問という構成が多い
  • 熟語問題は「動詞句」「前置詞句」が中心だが、慣用表現が出る時も
  • 文法問題は、「前置詞」や「時制、分詞、不定詞」などの動詞の活用を問われるものが多い

対策

単語問題では、名詞問題と動詞問題が多いので、学習する時にこの2つは特に徹底して覚えるようにしましょう。
熟語問題では2つ以上の単語が繋がって意味を形成する句動詞などが問われますが、前置詞の部分が空欄になっていたり、動詞の部分が空欄になっていたりと様々ですから、どちらを問われても対応できるように学習する事をお勧めします。
なお、英検のどの級でも共通して言える事ですが、このセクションは「シンプルにその単語を知らなければ解けない」というものですので、試験勉強を行う際にはまず何よりも語彙の学習が必要です。
そして語彙は面接試験やリスニング、長文読解、英作文など全ての技能の基盤となるコアスキルですので、最も効率の良い学習の一つと言えます。

ポイント短時間で20問マークしなければいけないので、1問あたりに時間をかけ過ぎないようににしましょう。

会話文の穴埋め問題


登場人物2人の会話文が合計4つ出題され、各所にある空欄に当てはまる適切な文や節を選択肢の中から答える問題です。
4つ目の会話文は他と比べて比較的長く、空欄が2つあります。

問題数:5問
時間配分目安:10分

特徴

  • 友人同士や家族、店員や係員とお客さんという関係性で日常的な会話
  • 会話の流れから回答を導くタイプの問題がほとんどで、中には文法知識を問われるものもある

対策

会話文を読み、その流れから回答を見つけ出すのが基本的な解き方です。
空欄の前後にはヒントが隠されていることが多いですが、全文を読まないと掴めない部分もありますので、注意して全文読みましょう。
選択肢を当てはめてみて、会話が成立するものが正解です。

ポイント正しい選択肢を最初から見つけ出せない場合は、消去法で回答を絞り込もう!

長文の語句補充問題


2つある英語長文を読み、文中の空欄に当てはまる回答を選択肢から選ぶセクションです。
英語長文は

  1. [英文1]2段落構成の150語程度
  2. [英文2]3段落構成で250語程度

というような構成で、2つ目の英文の方が文量が多くなっています。

問題数:5問
時間配分目安:15分

特徴

  • [英文1]は日常生活(学校や家庭)の内容
  • [英文2]は社会や文化、歴史、人物に関する説明が多い
  • 両方ともに各段落に一問ずつの設問

対策

まずはタイトルを確認して話のテーマを把握します。
第一段落を読み始め、一つ目の空欄まで来たら1問目に取り掛かりましょう。
問題の順番は空欄の順番と基本的に一致しているので、一つ一つ片付けていきましょう。
長文を読む時に「単語単語はわかるけど、文章のままだと意味が理解しにくい」と感じる方も多いと思いますが、その場合は「この文の主語はなんなのか?動詞はなんなのか?」というところをまず注意して読んでいくと理解しやすくなります。
長文を読み慣れるために、日頃から英検の過去問を解いたり、学校の教科書を使って速読する練習をしたりすることが効果的です。

ポイント英語と日本語では語順が大きく異なるので、英語を英語の語順のまま理解するために文法の学習にも取り組もう。

長文読解問題


2つの英語長文を読み、その内容理解が問われるセクションです。
長文は①Eメール(200語程度)と②説明文(300語程度)の2つです。

問題数:7問
時間配分目安:20分

特徴

  • Eメールは学校や家庭、会社などの日常的な内容
  • 説明文は歴史、社会、文化、人物などに関する内容
  • それぞれの段落に1つの設問
  • 理解度を問われる問題の他、空欄に当てはまる短文を選ぶ問題もある

対策

まずEメール長文に関しては、文書のスタイルに慣れていくことがポイントです。
冒頭の部分では「送信者」「宛先」「件名」などが記載されており、ここを読んで要件を掴んでから本文へ進みましょう。
説明文の長文に関しては、前セクションのものと比べても語数も多く、文法や単語も難易度の高いものが多くなります。しかし、語彙を問われる問題では無く、基本的には内容理解を問われる問題です。従って、限られた時間内でどれだけ正確に読めるかが重要です。

また、どの長文においても、本文と選択肢で類義語た別表現を使って、同じ内容を言い換えているケースも多いので、日頃から類義語も含めて学習していく事が必要でしょう。

例)food → meal / buy → purchase

ポイントまず設問と選択肢にさっと目を通してから読み始めると効率が良い!

英検スクールで対策しよう!

今回は英検準2級の一次試験(筆記)の傾向と対策について解説しました。
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