[英検準1級] 難関のライティングをマスターしよう

皆さん、こんにちは。
英検合格保証コースを提供するオンライン英語塾、英検スクール事務局です。

英検では①読解②聞き取り③英作文そして④対話(面接)の4技能が総合的に評価されて合格判定が出ますので、これらをバランス良く向上させる事が重要です。

中でも特に難しく、時間をかけた対策が必要なのが、英作文と対話(面接)の英語アウトプット技能です。
今回は英検準1級における英作文問題における攻略方法と学習方法について解説します。

    Contents

    英検準1級のライティング問題の特徴

    • 「序論→本論→結論」という構成で書かなければならない
    • 自分の主張の裏付けとして、4つのポイントのうち2つを使わなければならない
    • テーマは経済、教育、観光、仕事など幅広い話題で時事的なものが多い
    • ある事象や問題に対して「賛成か反対か?」「〜すべきか?」という聞かれ方が多い

    採点される観点


    英検準1級のライティングで採点される基準には以下の4つがあります。

    4つの観点
    ①内容:QUESTIONに対して自分の意見と理由が書かれているか
    ②構成:話の流れがわかりやすく論理的か
    ③語彙:様々なバリエーションで正しい単語を使えているかどうか
    ④文法:様々なバリエーションで正しい文法を使えているかどうか

    書き方手順

    ①自分の方針を決める

    初めに質問を読み、正しく把握しましょう。
    次に示唆されているポイントに目を通し、それらを使ってどう自分の意見を展開していけるか考え、賛成か反対かなどの立場を固めます。

    ②[序論]自分の意見を述べる

    作文の初めに、まず自分の意見をはっきりと表明します。
    序論の文章は読み手に取ってわかりやすく話題を導入する必要があるので、「私はそれに賛成だ」というような書き方ではなく「私は〜という考えに賛成だ」というふうに具体的に書きます。
    意見の表明に続けて、あなたがそう考える理由について簡単に触れて、次の段落へ繋げます。

    [覚えたい表現]
    • I agree with the idea that S V.
    • I believe that S V.
    • In my opinion, S V.

    ③[本論]自分の主張に対する理由・根拠を述べる

    問題で示唆された4つのポイントから2つ選んで、その観点から具体的な例や理由を述べましょう。
    矛盾が生まれず、自分の意見をサポートするような構成で書く事を意識して下さい。

    [覚えたい表現]
    • First of all / First,「まず第一に」
    • Second,「第二に」
    • One reason is that~. 「ひとつ目の理由は〜です。」
    • The other reason is that~.「もうひとつの理由は〜です。」
    • In addition, 「それに加えて」
    • On the contrary, 「一方で」

    ④[結論]自分の意見を繰り返す

    最後は「従って、私は〜だと思う」というように結論を書いて締めくくります。
    基本的に自分が手順②で書いた意見を繰り返せば良いのですが、可能であれば類義語を使って言い換えて、なるべく最初に使った同じ表現や同じ単語を繰り返さないようにしましょう。
    問題に対しての将来展望を述べる事なども出来れば、より高得点の英作文になります。

    [覚えたい表現]
    • In conclusion,「結論として」
    • Therefore,「従って」
    • In summary,「要約すると」

    ⑤文法ミスやスペルミスが無いか見直し

    最後に、ここまで書いた英作文全体を注意深く読み直して、自分で認識できる範囲で文法ミスやスペルミスなどが無いかどうか確認しましょう。
    目安として英作文開始後の3分間を構想を考える時間に、そして最後の5分間は見直し時間に、それ以外の時間で文章を作成するような時間管理がおすすめです。

    英検準1級ライティングの学習方法


    ここまで英検準1級のライティング問題の傾向と書き方手順についてご紹介しました。
    実際にこのレベルの英作文をできるようになるためには、中長期的な練習が不可欠です。
    まず最初に行わなければいけない事は、英作文で使う英単語を運用できる(意味を理解して書ける状態)にする事、文章を構成するルールである英文法をマスターする事の2つです。
    これらが未熟だと、いくら書き方手順を理解していてもスコアにつながるライティングは出来ません。

    必要な英単語と英文法を運用できる状態にした上で、講師の添削付きトレーニングを受ける事が望ましいです。
    何故ならば、英作文は決まった正答があるわけではなく、自分自身で採点する事が不可能だからです。

    定期的に添削してくれるプロ講師が身近にいる事は中々少ないかと思いますが、当校英検スクールでは、入会後から定期的に英作文課題を提出して頂き、講師からのフィードバックを受けることをカリキュラムに導入しております。
    また、入会後から日々英文法+英単語のオンライン映像授業を受講し、定期的にそれらの小テストもありますので、英検ライティングに必要な技能を総合的に高める事が可能です。

    英検準1級を、可能な限り短期間で合格したい方は是非お問合せ下さい!

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